大学職員の生活改善ねた

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大学職員として学び続ける必要性

管理人Iです。

先日実施されました、大学行政管理学会(JUAM)第25回定期総会・研究集会に参加いたしました。コロナ禍ですので、対面とオンラインの両方での参加が可能でしたが、大半の方がオンライン参加です。(また対面で一堂に会するようになれば良いですね)

 

全てのプログラムにじっくり参加できたわけでないので、細かい内容の感想は割愛をさせて頂きますが、今回のイベントに参加をして改めて大学職員として学び続ける必要を感じました。

大学行政管理学会はあくまで大学職員が任意で参加しているものであり、それぞれの活動範囲が定められているものではありません。しかし、学会への参加を一つのきっかけとして、自身が設定した課題やリサーチ・クエスチョンに関して研究、研究発表をされている職員の方がいらっしゃるのは尊敬しかありません。また、自身で学ばれた知識をSNSやブログ等で広く公開されている職員の方もいらっしゃり、そのアクティブさには驚くばかりです。

 

定期総会・研究集会内のワークショップで他大学の職員の方に目指す大学職員像をお伺いしました。その際に「あの人に聞けば、どんなことも答えてくれる。そんな周囲から頼られる職員になりたい」と仰られた方が何名かおられました。そのために常に情報収集を欠かさず勉強を重ねられている方の姿勢は本当に見習いたいと思いました。

 

そうした職員の皆さまに共通するのは、自己実現に向けての方向性を見出されているということではないかと考えます。「こうなりたい」という像が明確であるから、いま取り組むべきことを着実に進めていくことができられているのではないかと思います。

しかし、自己実現の方向性を明確にするのは、まずは学びが必要だと感じます。他の大学職員との交流や勉強会に参加することで、ロールモデルとなる職員と出会うことも可能です。私自身もロールモデル職員の方とお会いできています。

 

小さな学びを続けていけば自分なりの将来像も見つかるかもしれません。まずは少しずつ学びを重ねていくことが必要だと感じました。

 

大学を取り巻く環境は劇的に変化していますが、それに一番対応できていないのは教員でもなく、学生でもなく職員だと個人的には感じています。大学職員が今後担うのは次代に向けた改革の主たる実行役なのではないでしょうか。その役割変化を認識し、その為に必要な行動を重ねていける職員でありたいと考えます。

 

定期総会・研究集会の運営や発表に携われた皆様、ご参加いただきました方、事前準備も含め本当にお疲れ様でした。貴重な機会を頂き、厚く御礼申し上げます。

 

【管理人:I】