大学と地域について考える
管理人Iです。
先日見たニュースから、今回は大学と地域について書こうと思います。
ここは私も学生時代の部活の飲み会でお世話になりました 笑
新入生は芸をさせられるのですが、それに怯えていたことを思い出します。
この記事にあるように、2階は宴会で学生がバカ騒ぎしているのに、
一階は地元の大人が楽しそうに飲んでいる不思議なお店でした。
非常に残念ですが、コロナも含めた時代の流れですね。
全国の学生街は窮地に立たされていることは容易に想像できます。
大学と地域経済は切っても切り離せないと感じています。
特に学生向け物件を持たれているオーナーさんには非常に影響が大きいですよね。
現在私も業務の中で地元不動産会社の方と関わっていますが、
本学の学生募集の動向は不動産会社も非常に気にされておられました。
立命館大学も滋賀にあった一部の学部を大阪に移転することを発表していますね。
地元の物件オーナーさんには大きな衝撃なのではないかと察します。
ただ学生一人の経済活動の金額は大きくはないので、大学が地域にもたらす経済効果の大きさはそうでもないという研究もあるようです。
とはいえ地方大学で仕事をしていると、地域との関わりを意識します。
地域に大学があり、若者が4年間を過ごすことは地域の活性化につながります。
特に高齢化が進む地方においては学生が地元にいてくれるだけで活気になります。
不思議なもので学生生活の4年間を過ごすと愛着もわいてくるので
卒業後の進路に、大学の所在する地域での就職を考える学生も多少なりともいます。
そうした学生がいると私たち職員も嬉しくなります。
逆に言うと、大学の所在地に一人でも就職させることも求められています。
特に地元市役所への採用試験にどれだけ受験するかは毎年大きな関心事です。
私立大学改革総合支援事業でも「地域社会への貢献」は毎年の調査項目になっています。
地域に愛される大学であり続けるための創意工夫が求められています。
【管理人:I】