地方回帰について考える
管理人Iです。
人材大手のパソナグループが本社機能を淡路島に移転させる方針を発表しましたね。
「新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が普及したことを受け、『どこでも仕事ができる』ことを実証する」とありますね。
形の無いサービスを提供する人材業界は実施しやすそうです。
「デジタル技術を活用して社内を変革する『デジタル・トランスフォーメーション(DX)センター』を設置する」←何をするんでしょうか。大いに興味ありです。
さて、大学も地方回帰が進むのでしょうか。
大学も企業と同様に都市集中の流れがありました。
オンラインでの授業がメインとなった現在、キャンパスの在り方は
全ての大学に突き付けられた新しい課題となりました。
(学費減額を求める学生・保護者の声に苦慮されている大学も少なくないはずです…)
授業の在り方が変わり、大学に求められているものも変わりつつあります。
私は地方の大学に勤務しています。大学の規模も小さく、
世の中の大学のイメージとはちょっと違う雰囲気ですが、
学生やOCに訪れる高校生・保護者の声を聞いてみると、
地方学生が地元から通える大学の存在意義を感じることもしばしばあります。
人々のマインドの中に「無理してまで都会に進学・就職しなくていいじゃん」となれば
地方大学にとってはチャンスなのですが。
こうした働き方、学びの多様性も新しい時代の変化ですね。
学びの形とキャンパスライフの在り方をどのように考えていくか、
それぞれの大学の考え方が表れて面白くなりそうです。
【管理人:I】