大学職員の生活改善ねた

大学職員が有志で集まり、日々の仕事に役立つ情報を発信、共有していきます。仕事に直結するもの、ガジェット情報、日々の雑感、など

仕事の戦闘力

仕事の戦闘力

おはようございます!!大学職員のNです。

突然ですが皆さん、自分の仕事の戦闘力って分かりますか?

私は社会人になりたての頃、民間企業に勤務しており、その当時の上司から質問されました。

私の世代くらいの方は「戦闘力」と聞くとドラゴンボールを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

サイヤ人が身に付けている片目のサングラスみたいな機械に、幼いながら「ええなぁ、これほしいなぁ」と思ったものです。

当時は社会人になりたての営業、なかなか思い通りにいかない日々に加え、連日の長時間残業に、少し、、いや、かなり疲弊していました。

当時の上司は

「仕事の戦闘力=スキル×行動×時間で表せる。仕事の戦闘力が高い人ほど、会社に貢献でかきる人。」

続けて上司がいいます。

「新人は何のスキルもない。スキルが高ければ時間や行動を抑えて成果を上げられる。でもスキルが低いなら、時間と行動にかけるしかない。だから人よりたくさん働きなさい。」

当時の私の戦闘力は数値で表すとスキルは1にも満たかったでしょう。ただ、時間を費やして行動することは誰でもできると、この時教わりました。

その教えが基礎となり、大学職員に転職してすぐに教えが生かされました。

初配属は広報部だった為、主な業務が高校訪問。

広報部の誰よりも多くの高校をまわり、訪問先の高校の特性を調べて、担当の先生との話題作りに励みました。特に高校総体高校野球の季節が近づけば、部活動が活発な高校へ行き、応援を兼ねた訪問をしました。

実際に部活の試合も観戦に行き、その様子を次回の高校訪問時に話すと、たいていの先生に喜んで頂けました。その流れから、オープンキャンパス参加を促して頂いたり、担当校からの入学者も前年比で2倍になる等、一定の効果を生みました。中には「修学旅行の帰りにでもうちの大学に寄ってください」と何気ない会話から話が広がり、本当に修学旅行の帰りに大学見学に来て下さることになった高校もありました。

この経験から「自ら進んで行動した方が仕事は楽しい」ということを学びます。

「仕事の戦闘力」の話を聞いた当初の私は「やらされてる感」満載で、仕事を楽しいと思えませんでした。

しかし、自ら進んで取り組むことで仕事が楽しくなり、スキルも少しずつ上昇したように思えます。

新型コロナウイルスの影響で、ルーティンワークが主であった現在の業務に、大きな波風が立っています。

その度に「今戦闘力あがってるなぁ。いつ超サイヤ人になるかなぁ」と内心思いながら、取り組んでいます。