大学職員の生活改善ねた

大学職員が有志で集まり、日々の仕事に役立つ情報を発信、共有していきます。仕事に直結するもの、ガジェット情報、日々の雑感、など

人の成功をサポートする

管理人Iです。今回は先日読んだ本をご紹介します。

 

今さらですが、「夢をかなえるゾウ1」を読みました。

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最新刊の4が書店で大きく紹介されていますが、1の方がお手軽に読めそうだったので1をまず読んでみました。

1は「成功したい」と願うサラリーマンがその為にすべきことを神様から教えを乞うという内容です。ネタバレになるので、今日はその一節をご紹介。

 

「自分が本当に成功したかったら、その一番の近道は、人の成功を助けること」

というフレーズがありました。

この元になったのがグレン・カーチス(Glenn Curtiss, 1878-1930)というアメリカ航空界における先駆者の話。ライト兄弟のライバルと言われています。

 

カーチスはもともとエンジン屋で、依頼を受け航空機へのエンジン提供から航空機産業に飛び込みます。

ライト兄弟は特許を巡り、ほかの航空機メーカー相手に立て続けに訴訟を起こしました。二者の裁判ではライト兄弟が周囲を敵に回し続けるのとは対照的にカーチスにはヘンリー・フォードなどが応援。最終的にライト兄弟は姿を消し、カーチスの会社はアメリカ最大の航空会社に成長をしたそうです。

ライト兄弟が自身の発明をもっと人の成功の為に使えていれば、ライト兄弟にも違った道があったのかもしれない。という内容がありました。

 

いま大学職員として行っている仕事はまさに「学生の成功をサポートする」仕事ではないでしょうか。そう考えると自分の仕事にはとても価値があると改めて感じることができましたし、その為には自分自身が学び続けなければならないと感じるきっかけになりました。

 

同書はいわゆる自己啓発本なのですが、主人公と神様のやりとりが軽妙な関西弁でやりとりが行われているので、忙しくて読書の時間がとりにくい方にもお勧めです。