大学職員を目指す学生へ②
おはようございます!!大学職員のNです。
先週のブログで大学職員を目指す方へ向けたブログが掲載されておりました。
daigakushokuin2020.hatenablog.com
そこで、そのタイトルに関連した記事を書こうとおもいます。今回は私が考える大学職員(社会人)として入職した後に必要な能力の話をしていこうと思います。
以前より他の方々がこのブログに大学職員として必要な能力について様々な記事を書かれております。実は私もそれに関連して、以前こちらのブログに投稿しました。
daigakushokuin2020.hatenablog.com
ここでは、仕事の能力を「スキル×時間×行動」と表現しました。
それでは、そのスキルの一丁目一番地は何なのかということです。
スキルを得るには、それなりの「経験」が必要になると考えます。例えば新入職員の頃は与えられた業務を遂行するだけで精一杯かもしれませんが、経験を積んで慣れれば改善点が見えてきたり、「この業務は●●した方が効率的で学生サービスも向上するのでは?」という意見が出てくると思います。
徐々に経験を積むと、上司からこれまでとは別の業務を任されたり、人によっては新規プロジェクトに参加することで、その人の経験値が更に増えて信頼を得ることで信用度が増していきます。
この信用度を増やすことがスキル向上へのひとつだと考えます。それは信用されていない人には物事を任せたくないからです。世の中でも、信用のある人はたくさん銀行からお金を借りることができるし、逆に信用のない人は借りることはできません。小学校時代、友人にファミコンのカセットを貸したら二度と返ってこなかったという経験はないでしょうか?(笑)そんな友人には二度と大切なものを貸したいとは思えないですよね。
では、どのように信用度を増せばいいのか。。。
与えられた業務をこなす以外にも、信用度を増加させる方法があります。「戦略的「モードチェンジのすすめ」45歳の教科書 藤原和博 PHP」という書籍に信用の10ケ条というのがありましたので、一部抜粋してお話させて頂きます。
①挨拶ができる
②約束を守る
③嘘をつかない
①は社会というより人間関係の基本だと思います。でも、意外と出来ていない人多いですよね?恥をさらすことになりますが、私の職場でも挨拶のできてない方が一定数おります。体育会系のような大きな声で挨拶してほしいとまでは思いませんが、せめて相手の顔をみて挨拶するのが気持ちの良い挨拶ではないでしょうか?お笑い芸人の松村邦洋さんが「挨拶にスランプなし」と度々口にされているのを見て、本当にそうだなと実感しています。
②につても同様です。学生時代は少々の遅刻は大目にみてもらるかもしれませんが、社会人では御法度です。特に先輩や上司との約束の時間に平気で遅れてくる若手職員を見ているとこちらがハラハラすることがあります。仕事以外でも家族や友人との色んな約束があると思います。「この人は信用できる」と思って話したことが、翌日にはほとんどの人が知っていたなんてことありませんか?社会生活を送る上で、実は小さくても大切な信用の積み重ねをしているんです。
③については結構痛い思いをした人やされた人も多いのではないでしょうか?些細な嘘がとんでもない大きな問題に発展してしまうこともあります。私の恥を晒すことになりますが、民間の住宅会社で働いていた頃、お客様についた些細な嘘が、後に上司との会話の中で事実が発覚して大問題になりました。幸い、お客様が寛大で「若気の至り」ということで許して頂けましたが、トラブル対応を誤った典型的な悪い例です。
他にもコミュニケーションスキル等必要なものはあると思いますが、まずはこの3つを守っていれば信用が得られていくのではと感じます。
また、同時に共感を得ていく必要もあると思います。どんなに良い提案をしても「こいつの言うことは聞きたくないなあ」と相手に受け入れてもられなかったら意味がありません。人間は感情があるので、正論をいうだけでは相手は動いてくれないことがあります。
ドラクエやFF、ポケモン等色んなRPG(個人的にはファミコンのウルトラマン倶楽部が好き)でも経験値をためてパワーを上げてボスを倒しにいきます。経験値が少ないとボスにやられてしまうからです。
まずはしっかり経験値を上げながら、職場での信用を得ていきましょう。
参考文献:「戦略的「モードチェンジのすすめ」45歳の教科書 藤原和博 PHP」